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	<title>大切  |  momotanの破天荒エッセイ</title>
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		<title>林檎の樹</title>
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		<dc:creator><![CDATA[momotan]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Oct 2020 11:21:03 +0000</pubDate>
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<p>長野に友人宅に、遊びに行った時のことだ。丁度林檎が木に生っている時期で、もうしばらくしたら、収穫の時期を迎えることから、林檎が木に生っているのを見られるのは、今だけだという。林檎が木に生っている様子は、映像などでは見たことはあったが、実際に見たことはなかった。収穫前に見られる貴重な林檎の木々を、友人と散歩しながら見に行くことになった。１０月中旬頃で長野は、空気がひんやりしていて、少々肌寒く感じたが、新鮮な空気をたくさん吸いながら、林檎農園に向かった。林檎農園に近づくにつれ、なんともいえない、林檎のいい香りに包まれた。林檎農園は広大で敷地で、色々な品種の林檎が、ブロックごとに種類別に分けられていた。</p>



<p>王林という緑がかった林檎や赤い林檎が木に生っていて、木のそばに行くと、林檎の甘い香りが強く放たれていた。中でも、秋映という品種の林檎は、独特な濃い赤色をしていて、濃い赤色の林檎が緑の木々に映えて、林檎という花を咲かせている様は見事で、まるで林檎のお花見をしているような雰囲気だ。</p>



<figure class="wp-block-image is-style-default"><img decoding="async" src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36857346/picture_pc_77003b4a7c64a70e2e73a7456aad70c1.png" alt="画像1"/></figure>



<figure class="wp-block-image is-style-default"><img decoding="async" src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36857291/picture_pc_8abba31a645b7abcdff13585bd3ef195.png" alt="画像2"/></figure>



<p>友人が、林檎の木を見ながら、この木の林檎で林檎箱がいくつできるかということを言い始めた。その時に小学生の頃の事が思い起こされた瞬間でもあった。友人は、小学校からの付き合いで、もう酸いも甘いも知り尽くした間柄だ。一緒にスイミングに通って、書道教室、算盤教室にも通い、何をするのもいつも一緒だった。夏休みには、朝ラジオ体操という過酷な恒例行事に行って、その後たいていどちらかの家に居た。</p>



<p>算盤教室に通い始めた頃、見取り算から習い、掛け算、割り算と暗算と習っていく中で、私の困難はどんどん深みにはまって行った。見取り算の時点では、何桁でも永遠に長い数字の羅列でも全て正解するという、算盤教室の中ではちょっとした英雄だった。掛け算や割り算の時点では凡人と化し、さらに暗算ではもう何者でもなくなっていた。暗算ができない！算盤を頭の中に描くまでの準備は整っていたが、描いた算盤の玉は動かない。『算盤で暗算って必要？暗算っている？どこで？いつ？電卓あるよね！』と、こんなことも、あんなことも、そーんなことまで小学生の頭の思考を全開に思いつく口実で、どうにかしてここから脱出する方法の模索をしていたが、現実は厳しい。『そうだ！算盤の玉が動かないなら、指を使えばいい。』簡単なことだ！最初の初歩の初歩は、両指の屈指でどうにかなった。指はよく動く。やればできる子だった。一瞬で、やればできる子はいなくなった。それを見ていた友人は、指をよく貸してくれたが、限界の域までもうあと１０㎝もない、崖っぷちだ。諦めることが自分を救うことだと悟って、その後指を動かすこともなくなった。その後、算盤教室は一緒に行くことはなかったが、それ以外はずっと一緒に過ごしていた。</p>



<p>しばらく林檎の木々を見ていたが、そろそろ友人宅に向かうことになった。友人宅の２階のベランダにあるテーブルは、こたつになっていて、椅子に腰かけて温まるシステムだ。何枚も薄いこたつ布団がテーブルに素敵にかけられていて、外が寒くてもこたつは温かく、外が寒ければ寒いほど、その心地よさは増すのだ。テーブルの上には真っ赤なランプとピンク色のキャンドルが３個置いてあり、壁一面にハーブの植木鉢がかけられ、ハーブのいい香りも漂っている。プランターの花々は、目を楽しませ、多少の雨が降っても大丈夫なように大型パラソルも開いている。驚くのは、上を見上げれば、長野という地域柄、葡萄が栽培されていて、葡萄の季節は葡萄の房がぶら下がり、葡萄をその場で採ることもできる。こたつの横には、簡単な籐の家具が置かれていて、なんでも手を伸ばせば取れるという便利な引出があって、そこにもランプが幾つか置いてある。ワインセラーも完備され、隠れ家的な素敵な場所だ。空気が澄んでいて、上を見上げれば、星がきらきらしているシチュエ―ションは完璧だ！友人もお気に入りだが、私も相当お気に入りの場所だ。夜中までそのこたつで、心の底から笑いながら話す時間は、かけがえのない大切な時間だ。</p>



<p>学生時代は毎日連続性があって、今日会えば昨日の続きから関係は進んでいきます。２～３日合わなくてもその前に会った時からの関係性が続きます。大人になっても一緒で、今も現在進行形の友人です。これからも一緒に過ごす時間を大切にしていきたいと思います。</p>



<p><span class="marker-under-red">ここまで、読んでいただきましてありがとうございます。</span></p>



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		<title>亭主関白って？</title>
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		<dc:creator><![CDATA[momotan]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 Oct 2020 12:32:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[亭主関白って？]]></category>
		<category><![CDATA[エッセイ]]></category>
		<category><![CDATA[ミニライブ]]></category>
		<category><![CDATA[レディーファースト]]></category>
		<category><![CDATA[亭主関白]]></category>
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		<category><![CDATA[時間]]></category>
		<category><![CDATA[破天荒]]></category>
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					<description><![CDATA[私のパートナーのさぶと、さぶの高校の同級生のＴは、昔ながらの喫茶店で、定期的にミニライブを開催していた。観客は地元のおじいさんとおばあさんが中心で、若い観客といえば、おじいさんが連れてくる孫ぐらいだ。それでも大満足な２人 [&#8230;]]]></description>
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<p>私のパートナーのさぶと、さぶの高校の同級生のＴは、昔ながらの喫茶店で、定期的にミニライブを開催していた。観客は地元のおじいさんとおばあさんが中心で、若い観客といえば、おじいさんが連れてくる孫ぐらいだ。それでも大満足な２人は、休みの日には、練習を重ねてミニライブに挑んでいた。</p>



<figure class="wp-block-image is-resized is-style-default"><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36731907/picture_pc_8453601bc158f330034ca3118a12922e.png" alt="画像1" width="563" height="366"/></figure>



<p>ある日、我が家で練習をしていた時の２人の会話の内容を聞いていると、Ｔは、家で亭主関白だという。そこでさぶが「どんなふうに？」と聞けば、「ゴミがないけど誰が捨てた？ゴミ捨ては俺の仕事だろう。ゆっくり寝とけ！風呂が掃除してあるけど。風呂の掃除も俺の仕事だー！手が荒れたらどうするんだー！」と言うらしい。亭主関白っぽい口調で話してはいたが、内容は決して亭主関白ではなかったことに笑ってしまった。</p>



<p>Ｔは、「自分の寿命を考えると、嫁さんとあとどのくらい一緒にいられるかを考えると、２０年か３０年か４０年くらいしか一緒におれんのだぞ！１年だってあっという間だし、３０年とか４０年なんてあっという間だぞ！」という。確かに１日もあっという間だし、１年だって過ぎ去ればあっという間だったという感覚はよくわかる。Ｔは、独自の亭主関白を貫いて、奥さんを目一杯大事にして、共有できる時間も大切にしていきたいということが伝わってきた。立派な亭主関白だ！</p>



<p>さぶも「うちは、レディーファースト。レディーファーストって女性のために、先にドアを開けて先に行かせることとか、席に座る時に椅子を引いてあげる事とかが、レディーファーストじゃあなくて、何かあった時に、先に自分が盾になって守る。命を張って守る。そういうレディーファースト。」という。こちらもレディーファースト違いだが、立派なレディーファーストではないだろうか。</p>



<p>そんな立派な話を聞きながら、ほんの少しのかすかな疑問がよぎってしまった。この前、階段の上から下まで滑って転んだ時、傍にいたにも関わらず、さぶは盾にはなってなかったし、階段の下ではじめて登場してたけど&#8230;。『レディーファーストど・どこ？』と心の中で叫んでしまった。（笑）</p>



<p>私達には、限りある時間しかない。その時間の大切さを、時間の経過していく中で、いつものぜったいにあるという概念の時間になってしまって、一瞬の時計の針の秒針の１秒が、そしてまた次に来る１秒が、特別なかけがえのない時間であるということを改めて教えられました。</p>



<p>ここまで、読んでいただきましてありがとうございました。</p>



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