若さの秘訣

以前会社のスタッフだったMさんが、3年ほど前にフランス料理店をオープンさせた。その女性は今現在63歳だ。Mさんは、容姿端麗でハスキーボイスの声で、丁寧な話し方をする素敵な女性だ。ある日Mさんは、素敵な服を着ていたので、「Mさん。今日のお洋服素敵ですね。」と言うと、「私なんて、そんなことございません。全然安物で恥ずかしいです。今日のお洋服も素敵で、お顔立ちが綺麗で愛らしくて、本当にいつも素敵で見とれてしまいます。」と10倍返しのびっくりするような褒め方をする。ここまで、褒められると、もういい気持ちしかしない。Mさんは、スタッフ全員に同じように、長所を瞬時に見つけ出して、褒め歩いていた。スタッフは、皆嬉しそうに笑顔で気持ち良く仕事をしていた。そのMさんの影響で、スタッフ同士も褒め合い、人間関係の良い職場にどんどんなっていった。Mさんが退社してからもその風潮は続き、今も職場の雰囲気は、仲が良く、仕事においてもスムーズだ。会社は人の集合体だからこそ、社内が円滑化していればこそ、仕事も円滑化するのだと私自身は思っている。

Mさんの経営しているフランス料理店は、店内がシックな色合いから、料理の色彩が良く映え、人気のお店になっていった。味も美味しく、お客様ひとりひとりに、誠意と真心を込めた丁寧な接客をしている姿は、Mさんの人間力なのだと感じた。Mさんの年齢は63歳だが、10歳以上若く、はつらつとして見え、優しい心が顔から溢れ出ていた。気品があって、とても魅力的な女性だ。

もう1人。今もスタッフでいてくれる72歳の女性は、毎日コルセットをつけて体のラインを綺麗に保っているという美意識の高い女性がいる。会社が終わった後は、クラブで踊るという。最初聞いた時は、「えっ!!」と本当に驚いたが、クラブで踊っても大丈夫なほど、自由奔放な魅力を持ち合わせ、体からは若さが溢れている。見た目年齢で推定しても、50代後半といったところだろうか。50代後半の同窓会に紛れ込んでも、違和感なく、誰も72歳だとは気づかないだろう。お昼ご飯も毎日手作りのお弁当で、タッパにたくさんおかずを持って来て、スタッフ全員に配りながら、その作った材料がいかに体に良いのかを伝えながら、配ってくれるきめ細やかな一面も持ち合わせている女性だ。話をしていても、ネット情報にも精通していて、多種多様な知識を持ち合わせ、英語はペラペラの才女でもある。個性的な女性だ。

もう1人いる。取引先の73歳の女性現役社長だ。この女性も、どこから見ても50代半ばにしか見えない素敵な女性だ。以前若さの秘訣を聞いたことがある。その女性は、
「歳を意識しないこと。歳を数えないの。何にも数える物がなくなったら。歳は数えればいいの。まだお金が数えられるでしょ。」
っと、ニヤッと笑う粋な人だ。その女性は、顏も綺麗だが、内からにじみ出る輝きと凛としたキリッとした風格の中に、優しい穏やかさを持ち合わせ、品性豊かな綺麗な質の良い香水のようなオーラ―を纏っている人だ。私の大好きな品格を全て持ち合わせている素敵すぎる尊敬する女性だ。美意識も高く、美容に非常に高い関心も持っていた。その人曰く、
「サプリメントでは駄目ね。目の下に飲んだサプリメントが集中的に届くわけがないでしょ。栄養は、肌から直接入れ込むのが1番。」

私の周りには、人間力が高い女性が3人いる。自分自身を常に高め、知的好奇心が高く、相手の立場を尊重し理解し、目標を実行に移す力に長けている人達なのだと思う。皆自身の中から大きな輝きを放ち、周りの人まで照らせるほどの余裕を持ち合わせ、独自性を持ち、美に対する探究心も強く、人に優しく、自分自身にも優しい女性達だ。話も話し方もそれぞれの個性が光っていて、楽しい会話の中に、本には載っていないその人にしか聞けない話をしてくれる。人生の大先輩の方々のお手本帳のようだ。

個性豊かな方々の中で、たくさん学ぶことばかりです。大先輩の方々と、時間の共有ができることを嬉しく幸せに思います。

ここまで、読んでいただきましてありがとうございます。

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