我が家は、ケーキが食べたくなるとフライパンでスポンジを作る。フライパンで作るというと、昭和なのか?と思うかもしれない。オーブンも日々進化して高性能だ。少し前に電気屋さんで、ホームベーカリーのコーナーを見ていた時に、横に進化を遂げたオーブンが並んでいた。“ウォーターオーブン”という最初から最後まで水の力で調理をして、AIが搭載され、こだわりの火加減自動というではないか!なんと素晴らしい機能だろう。揚げ物もカリカリらしい。是非”ベストパートナー”になりたいと思ったが、我が家のオーブンは、17年ものだ!17年間1度も壊れないことから、買い替えられない。年老いたオーブンの性能は、クッキーを焼いて食べれば、口の中の水分を全て奪っていくクッキーの出来ばえだ。それでも老いた体に鞭打って働いてくれているのだろう。オーブンに『もう少しがんばれる?』と聞けば『喜んで!』と返事が返ってきそうなぐらいまだ機能は果たす元気者だ!
フライパンで焼くスポンジというのは、スポンジに弾力があって、しっかりしていて風味と香ばしい香りと味わい深さと懐かしさがあり、お店で売られているスポンジとは一味違った食感で美味しい。ただ、実際手間はかかる。結局、手間暇かけたものは、断然美味しくなるのだ。実は、さぶの得意料理のひとつでもあることから、さぶが焼くのだ。
では、さぶの『秘伝の技のスポンジケーキの作り方』の紹介しょうと思う。
<材料>
卵 3コ
砂糖 40g(甘さ控えめ)
小麦粉 80g
バター 20g
バニラエッセンス
<前準備>
① ステンレス製鍋の内側にバターをダマにならないようにすきまなく塗る。
② この上に、振るいにかけた小麦粉を適量入れ、塗ったバターの上にすきまなく小麦粉が付くようにして、余分な小麦粉を払い落す。
<作り方>
① ハンドミキサーで、卵黄と卵白を一緒に泡立てる。
途中2~3回にわけて↑に砂糖を入れる
(ツノがしっかり立つまで泡立てる。ツノが立つと全体的に白くなる)
② ↑に小麦粉を2~3回にわけて、ヘラで切るようにまぜる(できるだけ手早く)
③ ↑溶かしバターを投入し、手早くヘラで混ぜる
④ ↑バニラエッセンスを適量好みで入れる
⑤ フランパンに流し込む
⑥ フライパンの底を何回かたたき空気を抜く
⑦ 蓋をして火にかける(中火)
⑧ 火にかけるとステンレスのフライパンは約10秒で曇る
⑨ その曇りが消えたら
非常に弱い弱火に変え約15分
↑5分に1回くらい 計3回くらい水で冷やしたふきんの上に、フライパンを乗せフライパンの温度を下げる。その際、フライパンの蓋を取り、キッチンペーパーで水滴を拭く。
⑩ フライパンよりも大きい皿をフライパンにかぶせて、逆さにして出来上がり。
スポンジが冷めたら、スポンジを半分に切り、デコレーションの開始だ。生クリームを泡立てながら、砂糖は2回くらいに分けて投入する。生クリームは、ハンドミキサーで長時間泡立てすぎると硬い生クリームになり、生クリーム独特のロウのような味が全面に出てしまう。少々柔らか目くらいの生クリームが風味も生きていて、美味しいく口の中でとろける感じがあって好きな食感だ。いつも柔らかめの生クリームを目指しているが、ほんの一瞬の気の緩みで、生クリームは硬くなってしまう。気が抜けない重要な工程のひとつだ!
ここまで応援側に回っていたが、ようやく出番がやって来た!フルーツを切るのは私の役目だ。その後は、娘の腕の振るいどころのデコレーションだ。季節のフルーツをたっぷりデコレーションして食べるのが、我が家風だ。
フライパンで焼くスポンジのレシピの紹介でした。一度食べると、病み付きになるかもしれませんね。
ここまで、読んでくださってありがとうございます。
今日も素敵な1日になりますように。
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