山口県。山賊に行く!

山陽自動車道 玖珂あたりを走ると、夜になると山側の高い位置に赤い提灯の明かりが広範囲に見えるその場所が、山口県の観光名所“山賊”だ!
玖珂ICを下りて、暗がりの山道に入り、車が走行している道が山賊につながる道なのか不安になってくる頃、あたりの風景が暗すぎることから、「ここって昔、山賊が出たんだよね。」と娘にいうと「なんか不気味!」と言う。なんだか気持ちも肌も肌寒くなりながら走っていると、左手に煌々と蛍光灯の白い光のコンビニが見えてき時、昔話に出てくる、『細い暗い一本の道の先に、ようやく村の一軒の家の暖かい灯りが見えてきました。』みたいな安堵感があった。コンビニの近くに、山賊へ行く道の看板があり、看板通りに進むと、右手に驚くほどの巨大な眩しいほどの電光を放つ輝く看板が見えて来た。ようやく到着だ。

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ここは、山賊がいたという昔の云われからその名がつけられた山口県の観光スポットだ。その敷地の中には、食事処が3店舗ある。『山賊』『竈(かまど)』『桃李庵』それぞれ定休日が異なることから、いつ行ってもどこかの店が開いているという、365日営業する方針の食事処だ。

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3店舗の中の一番入り口に近い“山賊“の店舗に入ってみた。店舗の中には、滝が流れ、五重塔のような本物の寺もあって、規模は大きく壮大だ。店の中は、置物や時計、ポスターなどの装飾は全て時間が止まっているかのような昭和初期のイメージだ。店内、店外共に飲食スペースは充実していた。店外のオープンスぺースには、滝を見ながら、寺が間近に見えるシチュエーションだ。せっかくだから店外で飲食をすることにした。山の中での肌寒さもあるが、こたつが用意されていた。なんと情緒と風情があるのだろう。風景を見ながら、屋外でこたつに入る新鮮さに感動した。

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食事処の名物は、若鶏のモモを特大の串に刺して炭火でこんがり焼いて、秘伝の”山賊のたれ“を塗った山賊焼きと、巨大な山賊むすびのようだ。こちら名物は、”山賊のたれ“が秘伝のたれとして、店内でもみやげ物屋でも販売されていたことから、一押しなのだろう。ネットでは販売はしていない、山賊に行ってこそ購入できる秘伝のたれらしい。なんでもネットで販売しているこの時代に、山賊に足を運ぶからこそ買える、食べられる山賊のたれは、逆に新しい販売方法のように思った。これこそが、お土産にふさわしい。販売方法なのかもしれない。

山賊焼きとおむすびとお味噌汁のセットを注文した。山賊焼きは、思った以上に大きかった。その肉の香ばしさと、たれの旨さと炭火焼きの香りで、外の皮はパリッとして、中は柔らかくジューシーで絶品の味だ。おむすびも普通に食べたら顎がはずれそうな大きさだ。おにぎりの鮭や昆布や梅の具とわさびのトッピングの美味しさからペロッと食べてしまった。

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食べた後、なんとなく辺りを見まわしていると、炭火でお餅を焼いているではないか!再びメニューを見ると。これだ!“田舎ぜんざい”だ。早速、斜め後方の卓上を真似して注文した。来た来た!早速、お餅を炭火にかけてじっくり焼き、膨らんできた。もう少し。少し焦げた香ばしいお餅が焼けた。ぜんざいをお椀に移し、お餅を浮かべた。山の中で屋外で食べるせいか、空気も澄んでいて、周りから炭の焼ける匂いが混じりあって、いい具合に風情を醸し出している中でのぜんざいもお餅も格別に美味しい。ぜんざいと一緒についてきた、箸休めの漬物やほうじ茶も味わい深い美味しさがあった。大満足だ!

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食べ終わり、山賊の観光スポットの中を散策した。敷地はかなり広かった。入った店以外に2店舗あり、そこらじゅうに“こたつ”が広がっていた。敷地の奥の方にお寺があり、そこからお経が聞こえてきた。お経が聞こえる方に行ってみたら、ラジカセが置いてあってお経が流れていた。飲食店の他にはお土産が何店舗かあった。地元の物産展のようなお店もあり、活気づいていた。名物の山賊のたれを買って帰った。

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山口県の山塊に行ってきました。日が暮れてからいくと、より光のライトアップが綺麗に見えると思います。行かれた際は”山賊のたれ”がお勧めです。

ここまで、読んでいただきましてありがとうございます。

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