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ホテルの”おもてなし”

出張を重ねているうちに、日本地図が鮮明に頭の中で描けるようになってきた。例えば、岡山県の津山市は、岡山の北に位置して、冬の気温は低く、津山の景色までも鮮明に描けるようになって、ホテルも数々宿泊してきた。

日本全国の系列のホテルは、1つのホテルからすべての情報が共有されるという仕組みがあるようだ。例えば、最初の宿泊時に、部屋に設置されているタオル以外にもう1枚欲しいとか、空気清浄器があったらお借りしたいなど、という要望を事前に伝えると、今後その系列のどのホテルに宿泊しても、最初のリクエストしたものが、部屋にセットされているという有難いシステムがあるようだ。この系列のホテルの宿泊はとても快適だ。ある時から枕がリニューアルされて、少々痛く感じた為、以前の枕がお借りしたいと伝えると、やはり情報は更新され、それ以降はどのホテルも枕が2種類用意されるようになった。

長期の出張もまるで我が家にいるような感覚で快適に過ごせるのも、ホテルスタッフのホスピタリティーの高さだと感じることも多々あり、感謝するばかりだ。

仕事が長引き、深夜近くになってからのフロントのチェックインの際、初めてお目にかかるスタッフの方の対応だ。弾けんばかりの笑顔で、「○○様。お待ちしていました。」から始まって、「今日のお部屋は、○○号室でございます。今日は特にお部屋が込み合っておりまして、いつもは○階の○○号室でございますが、今日は、○○号室になっております。もし明日、他のお部屋がよろしかったら、私がすべての荷物をお運びしますので、どうぞおっしゃってくださいね。私は、明日のシフトの時間は・・・・。明日の朝食でございますが・・・。新しいケーキのメニューのご紹介をさせていただきます。私が事前に食べて本当に美味しくって、○○様にも食べていただきたくって、ケーキの種類は・・・・・・私が○○様にお勧めしたいケーキは・・・・・・・・・・・。」すごい元気いっぱいの可愛い笑顔のシャワーを約10分以上浴びていたような気がした。少々疲れていたが、笑顔のシャワーを浴びているうちに元気になれた。素敵な対応は、彼女流の”おもてなし”だった。荷物が多いことから荷台を借りた。その荷台がほんの少し汚れていたため、「お待ちください。」と、走ってスタッフルームに入り、急いで戻って来て荷台に真っ白なバスタオルを敷いてくれた。その心遣いも嬉しかった。その後部屋に入った。このホテルでケーキを食べたことはないにも関わらず、なぜケーキが好きなことを知っているのだろうか?また、あの笑顔に会いたいと思った。

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系列ホテル以外でも数々の素晴らしホテルは多かった。岡山県の瀬戸内にある“牛窓ホテルリマー二”の対応は素晴らしかった。ここは、家族で宿泊したホテルで、全室オーシャンビューのバルコニー付のリゾートホテルだ。ホテルも素晴らしいがスタッフの笑顔も素晴らしかった。到着からお部屋の案内まで、心からの”おもてなし”の声を聴かせてもらいながら、部屋に案内されるまで、有益な情報までも何気に教えてくれた。お部屋に入ると、広さと清潔さもさることながら、オーシャンビューは眩しいくらいキラキラしていた。室内を見ていたら、お風呂はユニットバスではなく、家のお風呂と同じ仕様だった。ここで目が点となった。我が家のお風呂と双子だった。何から何まで同じで、本当に驚いた。設計士が同じ人なのだろうか。
このホテルで2泊したが、一度も清掃員も清掃用のカートなども見たことがなかった。きっとそのような所は見せないことを徹底しているホテルなのだろう。

日本の「おもてなし」精神は世界にも誇れる文化だと思う。
今日のコロナによる影響から遠方の出張は行っていないが、今日もまたホテルへ滞在するお客様へ、心温まる”おもてなし”をしているスタッフの方々を思うと全力で応援したい気持ちでいっぱいだ。

災害時にもホテルや旅館が被災者の方々へ誠心誠意のおもてなしと援助をしている姿をニュースで見た時も、心から彼女たちの精神を深く尊敬しました。

ここまで、読んでいただきましてありがとうございます。

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