クィーン・エリザベス号

その頃、娘と一緒に豪華客船の旅の特集番組を偶然テレビで見たことをきっかけに、雑誌の船上ファション特集を見ながら、「船の旅って優雅だよねー。夜のディナーはドレスコードがあるから、華やかだよね。着物も人気みたい!」「船で着物の着付けって大変じゃあない?」「大丈夫だよ!今、着物も簡単に着られるタイプがあるんだって!帯も浴衣みたいなつけ帯だから、全然余裕だよ!」「食事は私たちの好きなブッフェスタイルだって!しかも3食。夜食まであるんだって。」「やだ~。太っちゃう!」「だから、船の中にジムがあるんだよ。」「停泊中は、オプションもあるし、フリーでもOK!だって。」と、2人の頭の中は、完璧なる一致を果たしながら、妄想話はどこまでも続いた。そんな時、“クイーン・エリザベス号”が神戸港に停泊する日の情報を娘が持ってきた。“クイーン・エリザベス号”に乗るわけでも何んでもないが、その日に合わせて神戸に行こうということになった。

神戸は町並みもいいが、六甲山の展望台から見える夜景は、昔から100万ドルの夜景と呼ばれていて美しさは見事だ。
神戸もいろいろなホテルに宿泊したことがあるが、1番便利な立地のホテルは、“神戸ホテルクラウンパレスホテル”だ。このホテルに宿泊すれば、雨の日も傘なしで、1日中遊べる。どこまでも続く巨大な室内型施設で、温泉もその中にある。繁華街の三宮まで3.1㎞の距離で、地下鉄でも車でも楽々行ける。中央区の元町通りと栄町通りにまたがるエリアの観光名所である“南京中華街”も、ホテルと三宮の中間ぐらいに位置するため、便利この上ない立地だ。

神戸といえば、靴の生産量も多く、歴史的背景から居住地に住む外国人の靴の修理から靴の歴史が始まり、今に至るようだ。神戸の靴の中には、サイズ設定も0.25センチ刻で、片足ずつ違うサイズの購入も可能という、きめ細やかな特徴を持った靴屋もあるようだ。元町通りのアーケードには、靴屋さんがたくさん並んでいて、新作の靴もファッショナブルに並んでいるので、ウィンドウショッピングも心が弾む場所だ。

ホテルのエレベーターの横の扉2つを開ければ、隣の建物に移動できる。そこには、喫茶店のコメダやファミリーマート、業務スーパー、ワールドビュッフェの飲食店などがさまざまにあり、その建物を歩きながら先に進むと、他の建物に行ける連絡通路がある。連絡通路に沿って歩いて行くと、イオンに直結している。イオンの中のカルディという輸入食品を右手に見ながらお店を通り過ぎ所に、下りのエスカレーターがある。そこを下るとumieに続くアーケード街に出ることができる。左手にクレープ屋さんを見ながら、右手にGODIVAなどのお店がゆったり並んでいて、歩道の中央付近に所々ベンチがおしゃれに設置されていている。そこを抜けると、アーケードの突き当りにはカフェとエスカレーターが見えてくる。そのエスカレーターを上がると、連絡通路があって、連絡通路の向こう側には、神戸ハーバーランドのumieにつながる。ここには、飲食店やスィーツ、お土産屋さんや雑貨店などが数多く出店している観光名所のひとつだ。

umieの中に“ASOKO”可愛くてオシャレな文具からキッチン用品まで、カラフルな色が目立ち、面白い形のペンなども豊富だ。店内は賑わいを見せていた。娘と一緒に見ながら、口紅の形のペンをお揃いで買った。1本50円と驚くほどお値打ちだったが、娘とのお揃いの物は、私にとっての宝物だ。

umieの“フィッシャーマンズマーケット”というシーフード料理のブッフェスタイルのお店に入った。ここでは蟹のブッフェがあり、思いっきり蟹を食べてキトサンを体に摂り入れて、お肌をプルプルにする予定だ。広い店内に入ると窓側の席に通された。窓越しにもうすぐ、“クイーン・エリザベス号”が映る時間がやってくる予定でもあった。もう2人ともウキウキ気分で盛り上がりは絶好調だ!
お店は、外国人観光客で賑わっていた。料理を早速取りに行こうということで、取りに行ったが、店内が広く料理が少々遠くに感じた。『蟹は?あった!あった!たくさんある。』皆考えることは同じで、観光客が列をなして並んでいた。その列の最後尾に並び、お皿を持って並びながら、蟹の状況を伺っていたら、だんだん深刻な状況になって来た!最初見た時は、重なり合って山盛りだった蟹は、すでにまばらでスカスカになっていた。次に出てきたら、蟹をいただこうということで、ドリンクやサラダなど他の料理を取り席で食べていた。

しばらくして、大きな汽笛が聞こえた。“クィーン・エリザベス号”が入港した。かなり遠い。手前の船などで見えにくいが、その奥の”クィーンエリザベス号“をかろうじて見ることはできて、私も娘も満足だった。娘が「いつか絶対!あの船に乗ろうね。」と船を見ながらいう。「絶対に乗ろうね!」と答えながら、一緒に船をしばらく見ていた。

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さあ。蟹を取りに行こう!

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娘とは、親子というより、だんだん友達感覚で付き合えるようになってきたように思います。娘との時間を大切にしながら、思い出をたくさん作っていきたいと思います。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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